代表的なワインの特徴  戻る 
(参考:フランス地方のおそうざい by 大森由紀子)

Alsace アルザス 辛口の白が主流。ほとんどが単一品種のぶどうからつくられ、ぶどうの品種名がラベルに大きく示されている。細長い緑色のボトルが特徴。
Pinot Blanc ピノ・ブラン ピノ・ブラン種のぶどうからつくられる辛口の白ワイン。はなやかかつミネラルの鉱物的な香りが特徴的。酸味がおだやかでやさしくエレガントな風味。
Riesling リースリング リースリング種のぶどうからつくられるアルザス地方を代表する辛口の白ワインりんごっぽいフルーティーな酸味があります。さわやかで繊細な印象。
Gewurztraminer ゲヴュルツトラミネール ゲヴュルツトラミネ種のぶどうからつくられる。アルザスらしい辛口の白ワイン。ゲヴュルツとはドイツ語で「スパイス」の意味。その名の通り、ライチをイメージさせるような甘い香りのなかにスパイシーな独特のフレーバーが感じられる。とても口当たりの良い女性向のワイン。
Pinot Gris ピノ・グリ ピノ・グリ種のぶどううからつくられる白ワイン。香り高くコクがあり余韻が豊か。熟成にも向くタイプ。
Loire ロワール 一般的にさわやかで軽やかな風味。
Sancerre サンセール ソーヴィニョン・ブラン種のぶどうでつくられる、ロワールを代表する辛口白ワインのひとつ。緑がかった色とスマートな酸味、ハーブの香りが特徴。味わいにはやや丸みが感じられる。きりっと冷やすと持ち味が際立つ。
Chinon シノン カベルネ・フラン種のぶどうでつくられるロワールの赤ワイン。植物の茎をイメージさせる青っぽい香りが印象的。タンニンが心地よく感じられ、軽やかな酸味がある。
Bourgogne ブルゴーニュ ブルゴーニュ地方のワインはおもに1品種のぶどうでつくられる。ぶどう畑が小さな区画(クリマ)にわけられ、それぞれの区画のつくり手の個性が反映されるのでバラエティ豊か。
Beaujolais-Village ボージョレ・ヴィラージュ ブルゴーニュ地方ボジョレー地区はガメイ種のぶどうを産し、軽い味わいのボージョレー・ヌーヴォーで有名。このボージョレー・ヴィラージュは繊細かつ余韻が残る味わいの深さが特徴。ジョルジュ・デュブッフ氏は名醸造家で、ありふれたブルゴーニュの地酒を一代で世界的に有名なものに仕立てたワインの帝王と呼ばれる人物。いちごなどの果実味が印象的。
Gevrey-Chambertin ジュヴレ・シャンベルタン ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区のジュヴレという村名に、この村で一番有名なクリマであるシャンベルタンの名がつけ加えられたワイン。ブルゴーニュのワインは単一品種のぶどうでつくられるのが特徴で、これにはブルゴーニュの赤ワイン用として代表的なピノ・ノワール種が使われる。長期熟成タイプで、しっかりとした酸味と木いちごや紅茶の香りが持ち味。”Vieilles Vignes"とあれば、古いぶどうの木から収穫したぶどうでつくったことを意味し、一般的に良質なワインとされている。
Bordeaux ボルドー ボルドーワインは複数の品種のぶどうをブレンドしてバランスをとり、個性を際立たせる。
Chateau Mouton Rothchild シャトー・ムートン・ロートシルド ボルドー地方メドック地区ポイヤック村で生産されるこのワインは、もっともすぐれたシャトーに与えられる第一級の格付けを'73年に獲得。価格も高価で、どっしりとした味わい。飲む2時間前に栓を抜いておくと、香りと風味が開花する。
Chateau Artigues Arnaux シャトー・アルティギュ・アルノー ボルドー地方メドック地区ポイヤック村にあるシャトー・グランピュイ・デュカスのサードワイン。カベルネ・ソーヴィニョン種のぶどうらしい力強い味わいをもちつつ、繊細さも感じられる赤ワイン。
Entre-Deux-Mers アントル・ドゥー・メール ボルドー市のすぐ東に位置する、ガロンヌ河とドルドーニュ河の三角州の地区アントル・ドゥー・メールでつくられる辛口白ワイン。おもにソーヴィニョン。ブラン種のぶどうが使われ、グレープフルーツのようなさわやかな香りと、みずみずしいすっきりとした口あたりで、飲みやすい。
Sud-Ouest シュッド・ウーエスト 南西地方
Cahors カオール ボルドー地方の東、ガロンヌ河支流のロット河沿いに位置する町カオールの赤ワイン。使われるぶどうの品種は、この地域でオクセロワと呼ばれるマルベック種が主体。タンニンが多く力強い味わい。
Champagne
Moet et Chandon モエ・エ・シャンドン 発泡性ワイン
Rhone ローヌ ローヌ河流域(コート・デュ・ローヌ地方)北部のワインは赤が主流で、一般的にはコクがあって長期熟成タイプが多い。
Saint-Joseph サン・ジョゼフ コート・デュ・ローヌ地方サン・ジョゼフ地区で、おもにシラー種のぶどうからつくられる赤ワイン。若々しくフルーティーな風味が持ち味。
Crozes-Hermitage クローズ・エルミタージュ コート・デュ・ローヌ地方のワインを代表するエルミタージュ地区でつくられる赤ワイン。シラー種のぶどうが使われる。エルミタージュといえば、味わいに厚みがあって深い余韻が残る長期熟成タイプのワインであるが、クローズ・エルミタージュは早飲みタイプ。芳醇さにはやや欠けるが、エルミタージュよりリーズナブル。
Chateauneuf-du-Pape シャトーヌフ・デュ・パプ コート・デュ・ローヌ南部シャトーヌフ・デュ・パプ地区で、グルナッシュ種などのぶどうからつくられる赤ワイン。スパイスのような香りが際立つ、力強い味わいの長期熟成タイプ。シャトーヌフ・デュ・パプとは「法王の新しい城」という意味。この名は14世紀はじめ、ローマ法王が一時南仏のアヴィニョンに移り住んだことがあり、別荘をこの地域に建てたことに由来するとか。
Tavel Rose ターヴェル・ロゼ コート・デュ・ローヌ地方ターヴェル地区で、おもにグルナッシュ種などのぶどうからつくられるロゼワイン。しっかりとした果実味がある辛口で、「ロゼの王様」といわれる。特にルイ14世のお気に入りだったことで有名。
Provence プロヴァンス 多種類のぶどうを使ったワインが特徴的。太陽の恵みを感じるふくよかな風味が印象的。ロゼで有名。
Bandol バンドール プロヴァンス地方バンドール地区でつくられる赤ワイン。ムールヴェードル種のぶどうを主体とし、スパイシーさにタンニンの渋みが加わった、しっかりとした味わい。
Cassis カシ マルセイユの東にあるカシ地区で、クレレット種などのぶどうからつくられる白ワイン。さわやかな酸味を感じる、比較的しっかりとした味わい。ブイヤベースに合わせるワインとして有名。
Jura ジュラ
Cotes du Jura コート・デュ・ジュラ ローヌ河流域の上方にあるジュラ地方コート・デュ・ジュラ地区でつくられる。おもにサヴァニャン種のぶどうを使った辛口の白ワイン。ジュラ地方といえば、ヴァン・ジョーヌ(黄色ワイン)やヴァン・ド・パイユ(麦わらワイン)など、個性的なワインを生産している。